3月の北海道は、12月~ 2月と比べると比較的暖かくなりますが、最後の冬の時期で雪が楽しめます。
本州とは10℃近い気温差があるのでしっかりとした防寒対策が必要です。
しかし、3月中旬頃から雪解けが始まりどんどんと春に向かいます!
この記事では3月の北海道の気温や下旬の雪の状況などを紹介!
ぜひ参考に3月の北海道を楽しみましょう!
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3月の北海道の気温!日本各地との気温差!
3月の北海道は、最後の冬の時期でもあり、まだまだ気温も氷点下になります。
そんな3月の北海道はどれくらいの気温で日本各地と比べるとどれくらいに気温差があるのか?
ここでは、3月の北海道の気温と日本各地との気温差を紹介します!
3月の北海道各地の気温
※2010年~2020年の平均気温
3月気温 | 最高気温 | 最低気温 | 平均気温 |
札 幌 | 4.0℃ | -2.9℃ | 0.9℃ |
旭 川 | 2.6℃ | -6.3℃ | -1.8℃ |
函 館 | 5.3℃ | -2.6℃ | 1.4℃ |
小 樽 | 3.7℃ | -2.6℃ | 0.5℃ |
倶知安 (ニセコ) |
2.6℃ | -6.1℃ | -1.4℃ |
登 別 | 2.5℃ | -4.2℃ | -0.7℃ |
富良野 | 2.1℃ | -8.4℃ | -2.7℃ |
帯 広 | 4.0℃ | -6.3℃ | -1.0℃ |
釧 路 | 2.7℃ | -4.9℃ | -0.9℃ |
斜里(知床) | 1.5℃ | -8.6℃ | -2.8℃ |
北 見 | 2.9℃ | -8.1℃ | -2.4℃ |
稚 内 | 1.2℃ | -3.5℃ | -1.0℃ |
3月の北海道は、最高気温の平均が2.5℃〜4℃ほどで、最低気温の平均は地域差はあるもの-6℃前後と、まだまだ寒い冬の季節になります。
12月〜2月までの気温と比べると暖かくなりますが、3月上旬〜中旬頃まではまだまだ冬の季節で、3月中旬をすぎたあたりから積もっていた雪も溶けていきます。
【3月の札幌の詳しい気温はこちら!】
3月の札幌と日本各地の気温差
※2010年〜2020年の気温
※()内は札幌との気温差
3月 | 最高気温 | 最低気温 | 平均気温 |
札 幌 | 4.0℃ | -2.9℃ | 0.9℃ |
仙 台 | 9.2℃ (+5.2℃) |
0.9℃ (+3.8℃) |
4.9℃ (+4.0℃) |
新 潟 | 9.7℃ (+5.7℃) |
2.3℃ (+5.2℃) |
5.8℃ (+4.9℃) |
東 京 | 13.6℃ (+9.6℃) |
4.4℃ (+7.3℃) |
8.7℃ (+7.8℃) |
名古屋 | 13.9℃ (+9.9℃) |
4.2℃ (+7.1℃) |
8.7℃ (+7.8℃) |
大 阪 | 13.7℃ (+9.7℃) |
5.6℃ (+8.5℃) |
9.4℃ (+8.5℃) |
広 島 | 14.0℃ (+10.0℃) |
4.8℃ (+7.7℃) |
9.1℃ (+8.2℃) |
松 山 | 13.9℃ (+9.9℃) |
5.2℃ (+8.1℃) |
9.5℃ (+8.6℃) |
福 岡 | 14.4℃ (+10.4℃) |
6.7℃ (+9.6℃) |
10.4℃ (+9.5℃) |
那 覇 | 21.7℃ (+17.7℃) |
16.5℃ (+19.4℃) |
18.9℃ (+18.0℃) |
3月の札幌と日本各地の気温を比較してみると、最高気温が10℃前後、最低気温が7℃〜8℃前後の気温差があります。
東北の仙台とは4℃前後、沖縄の那覇とは20℃近い気温差があります。
札幌は北海道の中でも比較的暖かい地域で、旭川や富良野と東京を比べると13℃ほどの気温差があります。
本州の一番寒い時期でもある1月〜2月は、各地で最高気温の平均が9℃前後、最低気温の平均は1℃~ 3℃前後と本州の一番寒い時期と比較しても3月の北海道は寒いのが分かります。
3月上旬は冬!3月下旬は初春のイメージ!
3月の北海道は上旬は真冬の季節ですが、下旬になるにつれて春のような暖かさを感じられうようになります。
その年によって異なりますが、「3月上旬は真冬」「3月下旬は初春」といったイメージです。
札幌/旭川/函館で近年の、上旬と下旬で最高気温が5℃以上になる日と最低気温が0℃以下になる日の数を数えてみます。
※上旬は3/1~3/15 下旬は3/16~3/31
※赤文字は5℃以上になった日の数
※青文字は0℃以下になった日の数
札幌 | 旭川 | 函館 | ||||
上旬 | 下旬 | 上旬 | 下旬 | 上旬 | 下旬 | |
2022 | 4 | 10 | 3 | 9 | 8 | 14 |
11 | 5 | 14 | 11 | 11 | 8 | |
2021 | 7 | 16 | 7 | 10 | 10 | 16 |
10 | 3 | 15 | 7 | 9 | 3 | |
2020 | 5 | 14 | 1 | 11 | 11 | 15 |
9 | 3 | 13 | 13 | 6 | 7 | |
2019 | 6 | 8 | 3 | 6 | 14 | 11 |
10 | 9 | 14 | 15 | 9 | 10 | |
2018 | 3 | 11 | 4 | 9 | 7 | 12 |
11 | 7 | 13 | 14 | 10 | 6 | |
2017 | 4 | 9 | 2 | 9 | 7 | 16 |
13 | 5 | 15 | 16 | 12 | 12 | |
2016 | 4 | 12 | 4 | 10 | 6 | 16 |
13 | 7 | 14 | 13 | 12 | 6 | |
2015 | 4 | 14 | 3 | 13 | 10 | 15 |
11 | 3 | 14 | 15 | 10 | 3 |
最高気温が5℃以上になった日と最低気温が0℃以下になった日の数を数えてみました。
数字が逆転している年もいくつかありますが、ほぼ下旬の方が5℃以上になった日が多く、0℃以下になった日が少ないです。
3月下旬になると最高気温が10℃前後になる日も出てきます。
しかし、最高気温が10℃前後の日でも最低気温は氷点下という日もあります。
また3月下旬の方が基本的には上旬より暖かくなるのですが、急に冷え込む日もあるので注意が必要です。
3月下旬も雪は降るけど雪解けの時期!
結論から言うと3月の下旬でも雪は降ります。
雪は降るのですが、雪の日も少なくなり気温が高いので比較的湿った雪が降るようになります。
北海道の雪はさらさらで北海道民は雪が降っても傘はささないのですが、この時期の雪は雨交じだったり、雨になることも少なくなので折りたたみ傘を用意しておくと役に立ちます。
また3月の北海道は積もっていた雪が溶ける時期でもあります。
観測での平年の最深積雪(地面にある雪)は4月中旬にはほぼなくなり、4月下旬には完全になくなります。
雪を観測しているところでのデータになるので、除雪をしているところや街とは異なります。
街の雪は3月中旬〜下旬にかけてどんどんなくなり、路肩に溶け切れていない雪が残る程度になります。
北海道の雪解けは3月中旬頃からになります。
3月の北海道のレンタカー観光はまだまだ注意!
3月中旬頃から街の雪も溶けるのでレンタカーも大丈夫のように思うかもしれませんが、基本的には3月中はレンタカーでの観光はあまりおすすめできません。
3月上旬は雪が積もっているので、雪道での運転になります。
3月中旬以降も街の雪は溶けてきますが、雪が降る日もありますし、溶けた雪が夜に氷になってツルツルになることも多いです。
車通りが多い道の雪は溶けていても、峠や車通りが少ない道には雪が残っていることもあります。
特に札幌から旭川や富良野へ行くなど、長距離の運転はまだまだ雪道が多いです。
北海道の冬道は危険!と言いますが、実際に走ってみると意外と問題なく走れるものです。
しかし、滑って大事故になる可能性があるのが雪道の運転です。
3月はできるだけレンタカーでの観光は避ける。
どうしてもと言う場合も最善の注意を払って運転するようにしましょう。
3月の北海道のおすすめの服装
3月の北海道は12月〜2月と比べると暖かくなるとは言え、冬の季節になり本州の真冬より気温が低いです。
特に3月上旬はしっかりとした寒さ対策が必要になります。
ダウンジャケットなどの冬用のアウターは必要です!
3月下旬は中にたくさん着込む必要もないですが、上旬は中に着込んだりとした寒さ対策をしましょう。
【3月上旬のニセコ/
ヒートテックに長袖のシャツ・冬用のアウター・スノーブーツ】
【3月上旬の層雲峡氷瀑祭り/
外のイベントなので中にしっかり着込むなどの対策が必要!】
【3月中旬道北地方/
暖かい日は長袖のシャツの上にパーカーで行ける日も】
【3月下旬の道北地方/
長袖のシャツにパーカー、ナイロンジャケット】
北海道は広いので地域によっても異なります。
札幌や函館は北海道の中でも比較的暖かい地域で、旭川や知床方面は北海道の中でも寒い地域になります。
札幌や函館を中心に観光する場合は、1月や2月の北海道ほど着込む必要はないです。
しかし、旭川や知床方面を観光する場合は、特に3月上旬はそれなりにしっかり着込む必要があります。
- カットソーまたはTシャツ
- 薄手のニットや長袖のシャツ
- パーカーやトレーナー、セーターなど
- ダウンや厚手のコートなど冬用のアウター
- 長ズボン(寒いのが苦手な方は中にタイツ)
- 手袋
- ニットの帽子
(3月上旬や寒い地域は、帽子が苦手な方はイヤーマフーなど耳を隠せるもの) - マフラーやネックウォーマーがあると暖かい
- インナーダウンがあると便利!
- 3月上旬は靴下2枚履く
※3月上旬や寒い地域の観光がメインの場合は中にヒートテックなど中にもう一枚着たりカイロも準備
アウターはダウンや厚手のコートなど冬用のものがおすすめ!
3月の北海道は中にはそこまで着込まなくても問題ありませんが、アウターはしっかりとしたものを着るようにしましょう。
またこの時期活躍するのが『インナーダウン』
ユニクロの「ウルトラライトダウン」がインナーダウンに当てはまります。
寒かった場合のインナーとしても利用でき、日中や室内で暑くてアウターを脱いだけどトレーナー1枚じゃ寒いと言う場合はアウターとしても利用できます。
とても小さく収納することができるので、持ち運びも便利!
持ち運びも使い勝手もいいのでおすすめです!
手袋は必須で用意するようにしましょう。
日中などは活躍する場面がなくても寒い時間帯には活躍してくれます。
必須ではないですが、ニットの帽子やマフラーなどがあると暖かく過ごすことができます。
- 長袖のシャツ
- パーカー
- ダウンジャケット
- ジーパン
- ウルトラライトダウンを鞄に入れとく
- ネックウォーマーを鞄に入れとく
- 手袋をポケットに入れとく
- スニーカー(上旬はスノーブーツがおすすめ)
12月〜2月の真冬の時期ほど厚着はしなくてもいいものの、他の日本の地域と比べると気温はかなり低いのでしっかりとした防寒対策は必要です。
暑かったら脱ぐという意識で、しっかりとした防寒対策はしていくようにしましょう!
3月はさらさらな雪ではなく、湿った雪が降りやすいので、アウターにはしっかり防水スプレーをしましょう!
そして意外と見落としがちなのが【靴下】
3月上旬はまだ冬の時期になり、雪の上を歩くことになります。
雪用のスノーブーツなら問題ないですが、普通のスニーカーやブーツだと足が冷えてしまいます。
靴下を二枚履いたり、毛糸の靴下のような暖かい靴下を用意して靴の中の寒さ対策も忘れずにしましょう!
【冬の北海道旅行持ち物や季節別の持ち物はこちらの記事をチェック!】
3月の北海道の靴はハイカットのものがおすすめ!
3月上旬はまだ街にも雪が積もっている冬の時期になります。
3月上旬の北海道はスノーブーツが一番おすすめです。
スノーブーツは暖かく、雪道でも滑りづらくなっているので雪が残る3月上旬に最適です。
雪が滅多に降らない地域に住んでいる方は、この北海道旅行のためだけにスノーブーツを購入するのも高くついてしまいます。
スノーブーツを用意できない場合は、ヒールやパンプス、通気性のいいスニーカーや丈の短い靴はできるだけ避けましょう。
『ハイカットのスニーカー』や『ブーツ』などできるだけ暖かく丈が長い靴がおすすめです。
冬用の靴じゃないと雪道を歩くと足が冷えてくるので、靴下を二枚履いたり、毛糸の靴下などの靴の中の寒さ対策もしましょう。
【靴に防水スプレーをするのも忘れずに!】
3月中旬以降は雪が溶けてぐちゃぐちゃに
3月中旬頃から上記の画像のように積もっていた雪が溶け、ぐちゃぐちゃになっているところも多くなります。
理想はスノーブーツですが、3月中旬以降はそこまで靴に神経質にならなくても大丈夫です。
なるべくブーツやハイカットのスニーカーなど丈の長い靴に、防水スプレーをするようにしましょう。
冬の北海道のおすすめ絶景や3月の北海道のイベント情報!
北海道の最後の冬を楽しむことができる3月の北海道。
冬の北海道は、寒くて雪が降るからこそのこの時期にしか楽しめない絶景があります。
また寒い北海道の冬だからこそ食べいおすすめのグルメもたくさんあります。
冬の北海道の絶景スポットや冬のおすすめグルメはこちらをチェック!
また3月の北海道は各地で様々なイベントが開催されます。
3月の北海道のイベント情報はこちらをチェック!
最後に
今回は3月の北海道の気温や服装を紹介しました。
3月の北海道は冬の最後の季節。
上旬は雪も積もっていて、冬の北海道を感じることができます。
3月上旬はまだ冬の季節なので、中にしっかり着込んで寒さ対策が必要になります。
3月中旬頃から気温も上がっていき積もっている雪も溶けていくので極端な寒さ対策は必要なくなりますが、旭川や知床方面など寒い地域での観光がメインになる場合は寒さ中旬以降も寒さ対策をしましょう。
最後の北海道の冬の季節3月の北海道で素敵な思い出を作りましょう。
この記事では、
✔︎3月の北海道の気温
✔︎日本各地との気温差
✔︎3月下旬の雪の状況
✔︎3月の北海道の服装
などを紹介しています。