雪虫とは?北海道で初雪前に大量発生するあの虫の正体は?対策方法は?分布は?

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こんにちは!あそびば北海道です!
この記事では、
✔︎雪虫とは?
✔︎なぜ大量発生するのか?
✔︎雪虫の分布
✔︎対象方法
などを紹介しています!
北海道では、
初雪が降る前に出てくる、
「雪虫」と言う虫がいます。
この雪虫とはいったいなんなのか?
今回は北海道で初雪前に
大量発生する雪虫を紹介します。
大量発生する雪虫の対策方法は?
また雪虫は北海道以外にもいるのか?
分布は?など、
北海道で初雪前に大量発生する
雪虫を紹介します。

北海道で初雪前に発生する雪虫とは?

雪虫

北海道では、
初雪が降る前に大量発生する、
「雪虫」という虫がいます。

雪虫が飛び始めると、
北海道では2週間前後で初雪が降ります。

この雪虫の正体はいったいなんなのか?
北海道以外にはどこに分布しているのか?
など今回は北海道の初雪前に発生する、
雪虫を紹介します。

北海道の初雪や根雪はいつ?

雪虫の正体は何?

雪虫の正体は『アブラムシ』の一種。

北海道で雪虫のと呼ばれる虫の本当の名前は、
『トドネオオワタムシ』と言います。

 

トドネオオワタムシは、
春頃に幼虫を産み、
秋頃までトドマツの木で生活をし、
秋の終わり頃に、
トドマツの木からヤチダモの木へ移動します。

この時にトドネオオワタムシは、
白い綿をまとい、よくみる雪虫になります。

 

トドネオオワタムシは、
この秋の終わり頃にみんなで一斉に、
トドマツからヤチダモの木に移動をするので、
大量発生をすることもあります。

 

雪虫は主に北海道での呼び名で、
他には綿虫/オオワタ/シーラッコ/
シロコババ/オナツコジョロ/
ユキンコ/しろばんば、
など地域によって様々な呼び方もあります。

 

また雪虫にもいくつか種類がいます。

大きさ約5mmほどの雪虫が、
「トドネオオワタムシ」

約2mmほどの小さく白い綿が少ない
黒めの雪虫が「ケヤキフシアブラムシ」
(ケヤキフシアムラムシはササからケヤキに飛びます。)

他にも「リンゴワタムシ」などがいます。

どちらも、
秋の終わり頃の初雪が降る前に飛びます。

 

なぜ雪虫は大量発生するのか?

北海道ではまれに、
雪虫が大量発生し、
あたり一面が雪虫だらけになることがあります。

雪虫が大量発生する原因としては、
低温になる日が少なくいなど、
雪虫が成長しやすい気候の年。

雪虫が成長しやすい年に、
風がない日と雪虫が移動する日が重なると、
雪虫が大量発生してしまいます。

雪虫は約5mmほどの大きさで、
風で飛んでいってしまいます。

雪虫が成長しやすい気候の年の風がない日と、
雪虫が移動する時が重なると、
街に大量の雪虫が、
発生してしまうこともあります。

雪虫の分布は?北海道以外にもいる?

雪虫(トドネオオワタムシ)は、
北海道だけではなく、
北海道〜本州まで分布しています。

北海道ほど多くはないですが、
東北、北陸、関東でもトドネオオワタムシは
生息しており、
関西あたりでも少しではありますが、
トドネオオワタムシは生息しています。

九州や四国にも全くいないわけではありませんが、ほとんどみることはありません。

日本以外でも、
ロシアのシベリアや、
朝鮮半島にも生息しています。

雪虫の対処方法は?

北海道にいる方は、
雪虫が顔や服についたり、
車に大量に雪虫がついているといった、
経験をしたことがある人も多いと思います。

大量発生してしまうと、
口に入ったり、目に入ったり、
服や髪について家の中まで雪虫を連れたきたりしてしまいます。

大量発生したときの雪虫の対策方法
✔︎帽子をかぶる
✔︎マスクをする
✔︎サングラスなど眼鏡をする
✔︎自転車、バイクに乗らない
✔︎あまりにひどい時はカッパなどを着る

通常であればそこまで問題はないですが、
雪虫が多く発生している時は、
少し対策をしてみましょう。

髪に雪虫がつかないように帽子をかぶる。

口の中に入ってこないようにマスクをする。

目に入らないように、
サングラスやメガネをする。

あまりにひどい時は、
カッパやウインドブレーカーなど、
雪虫が付きづらい服装をしましょう。

また、
雪虫が発生している時は、
自転車やバイクに乗ると体に雪虫が、
たくさんついてしまいます。

雪虫が大量に発生している時は、
できるだけ自転車やバイクに乗るのは、
避けるようにしましょう。

 

最後に

北海道の冬の始まりの風物詩として
親しまれてきた雪虫。

ふわふわっと飛び回る、
小さな白い可愛い雪虫。

実は雪虫はアブラムシでちょうど、
北海道の冬の始まりに、
雪虫がお引越しをする際に現れます。

そんな雪虫もふわふわっと
数匹飛んでいれば可愛いらしいのですが、
大量発生してしまうと
前が見えないなどの被害が出てきます。

多量発生した時には、
何か対策をしてみましょう。

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たけ
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