日本で最も桜が咲くのが遅い北海道!
北海道の桜、例年4月下旬〜5月上旬に桜が開花し、GW頃に見頃を迎えます。
北海道は、日本各地で咲くソメイヨシノよりピンクの色が濃い「エゾヤマサクラ」という種類が多く見られ、他の地域とはまた違った桜の景色を楽しめます。
そこでこの記事では、北海道の桜の見頃時期や開花予想、桜の種類などを紹介!
【2023】北海道の桜!開花・満開予想
【2023】北海道の桜開花/満開予報 ※3月8日発表 |
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地 域 | 開花予想 | 満開予想 |
札 幌 | 4/26 | 4/30 |
旭 川 | 5/2 | 5/5 |
函 館 | 4/25 | 5/3 |
釧 路 | 5/9 | 5/12 |
根 室 | 5/12 | 5/17 |
網 走 | 5/4 | 5/8 |
帯 広 | 4/29 | 5/4 |
稚 内 | 5/7 | 5/10 |
留 萌 | 5/3 | 5/7 |
新ひだか | 4/30 | 5/5 |
松 前 | 4/30 | 5/5 |
2023年の北海道桜開花予想は、例年の約5日前後遅い予想になります。
満開予想も同様に、5日前後例年より遅い予報です。
道南〜道央方面は、ゴールデンウィーク頃に満開を迎える予想!
北海道の桜の見頃時期はGW
北海道外の人は、桜といえば3月下旬〜4月だと思います。
しかし、北海道は日本で最も桜が遅く咲く地域で「4月下旬頃に開花をして、GW頃に見頃を迎えます!」
GWに北海道旅行を計画している人は、北海道で桜を楽しむことができます!
また、広い北海道は地域でも開花日が変わってきます。
函館や松前、札幌など、北海道でも比較的暖かい地域は「4月下旬〜5月上旬」ほどに例年開花をして見頃を迎えます。
旭川や稚内など北海道の上の方の地域は、5月上旬頃に開花。
日本で最も桜の開花が遅い、道東の根室は例年5月中旬頃に桜が開花します。
毎年桜の開花は少しずれたりもするので、気象庁の桜前線の情報を見ると、だいたいいつ頃北海道で桜が咲くのかをチェックすることができます。
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北海道の桜は本州と種類が違う!
北海道では、全国でよく見られる「ソメイヨシノ」の他にも、北海道を中心に咲く「エゾヤマザクラ」や「チサマザクラ」など、珍しい桜が咲き、楽しむことができます。
ここでは、北海道で主に見られる桜の種類を紹介します!
エゾヤマザクラ
北海道内ほば全域で見ることのできるエゾヤマザクラ。
ソメイヨシノよりも濃いピンク色で、寒さに強くソメイヨシノよりも寿命が長いのが特徴。
エゾヤマザクラ以外にも「オオヤマザクラ」とも呼ばれています。
このエゾヤマザクラは、本州や四国などに分布してます。
花のサイズは2〜3㎝ほどで、木の高さは7m〜15mほど。
他にもエゾヤマザクラは、花の開花とほぼ同時に葉芽も開いてしまい、満開時でも桜のピンクだけの色になることはあまりない桜です。
チシマザクラ
チシマザクラは、北海道の道東地方や本州中部地方の山岳地帯に分布している桜の種類。
高さが3m〜5mと背が低く、桜の木の下でお花見はできませんが、間近でダイナミックな桜を楽しむことができます。
花の色は主に白い色が多く、ピンク色の花を咲かせる木もあります。
花のサイズは2㎝ほどで、開花期間は他の皿よりも長く2週間〜10日ほど花を咲かせます。
桜前線最後の場所である、日本最東端の根室市の標本木にもなっていて、桜前線の終わりを告げる桜とも呼ばれています。
ソメイヨシノ
日本各地で見ることのできる、代表的な桜である「ソメイヨシノ」
高さは10m〜15mほどで花びらの色は薄いピンク。
実はソメイヨシノは寒さにあまり強くなく、北海道のどこでも見れるわけではないんです。
北海道内では、函館など道南地方、札幌などの道央地方でしか見ることができません。
札幌より少し北の町、「石狩市厚田区の戸田記念墓地公園」がソメイヨシノが咲く最北端になります。
北海道の桜の名所を紹介!
広い北海道には数々の桜の名所があります。
特に人気なのが「松前公園」や「五稜郭公園」「新ひだか町の二十間道路桜並木」などが人気!
他にも札幌や小樽、函館や旭川にもたくさんの桜の名所があります!
【北海道の桜の名所情報】
最後に
今回は北海道のい桜がいつ頃咲くのか、北海道で見ることのできる桜の種類について紹介しまして。
大型連休のゴールデンウィークに桜が咲く北海道!
連休で北海道に遊びに来る方は、住んでいる地域で散ってしまった桜をまた見ることができ、一年で2度も桜を見ることができます。
他にも、主に北海道でしか咲かないエゾヤマザクラやチシマザクラも見ることができます。
4月のソメイヨシノを見て、ゴールデンウィークに北海道でエゾヤマザクラを見る。
今年の春は4月と5月で二つの桜を楽しんでみてはいかがでしょうか!
などを紹介しています!